加湿フィルターの洗い方


HITACHI日立加湿空気清浄機【EP-KVG900】加湿フィルターのお手入れ方法です。

説明書を毎回開いてお手入れをするのが面倒なので、備忘録としてまとめました。

「フィルターお手入れ」の赤ランプが表示されたら、掃除のサインです。このランプが点灯していると、加湿機能は使えません。重い腰を上げて、お手入れ開始。

1 電源を切り コンセントを抜く


電源ボタンを押して、フラップが完全に閉じるのを待ちます。


私が「コンセント」と呼んでいるもの、正しくは「電源プラグ」という名前です。

電源プラグがコンセントに差し込まれたままだと、電気が通っていることになります。加湿フィルターを取り出すときに水がこぼれることがありるので、必ず抜いておく。

2 サイドカバーを開けて 加湿フィルターを取り出す


向かって右側にある扉、サイドカバーを開きます。


加湿フィルターを引き出します。

水受けトレーに水が溜まっていることがあるので、こぼれないように水平に引き抜く。


前回の掃除のときは綺麗だったのに、今回はけっこう汚れています。

注意! オレンジのフィルターを抜き取って洗いたくなりますが、外してはいけません。ケースに磁石が付いていて、フィルターを探知しているからです。



※ 取扱説明書では、次に「本体の水受けトレー取付部を掃除する」とあります。
  この手順では、時短のために後回しにしています。

3 加湿フィルターから水受けトレーを外す


半透明の部分が水受けトレーです。

数カ所のツメで固定されているので、端から優しく外します。

4 加湿フィルターは ケースごと水洗い


ぬるま湯(38℃前後)を桶に張り、台所用中性洗剤を溶かします。

洗剤の量は2プッシュほど。タバコのヤニがあるので洗剤を使います。タバコを吸わない家庭では油汚れは発生しないので、洗剤ナシのぬるま湯だけでも大丈夫です。


加湿フィルター全体が桶に入りきらないので、四方に洗剤水をまんべんなく漬けて濡らし、30分以上つけ置きしておきます。


水受けトレーも水垢などで汚れていますので、洗って乾かしておきます。

5 本体を掃除する


水垢やホコリ汚れの場合は、水拭き・乾拭きで拭き取る。

ヤニがある場合は、うすーく薄めた台所洗剤水を使って拭き取る。


細かい部分は綿棒を使うとラクです。

本体を掃除しているあいだに、30分が経ちました。

6 加湿フィルターを すすぎ洗い


つけ置きしていた加湿フィルターの桶の水。少し黄色くなっています。

新しい湯水に交換して、揺すりながらすすぎ洗いをします。ごく薄い洗剤水を使っているので、すすぎは2〜3回でじゅうぶんです。

洗った加湿フィルターは、水分を切るために立てておきます。


最後のすすぎ水を使って、水タンクや水タンクカバーもついでに洗う。

水タンクの汚れは水垢だけです。指でヌメリを擦り落として洗います。


加湿フィルターは、完全に乾かなくても大丈夫。

ある程度水が切れたら、加湿フィルターに水受けトレーをパチっと付けて、元どおり本体へセットします。

7 お手入れサインをリセット


電源プラグをコンセントに差し込み、電源スイッチをオンにすると、「フィルターお手入れ」の赤ランプは点いたままです。

自動で消えてくれないのは、故障ではなく「標準」です。手動でリセットをします。


「切タイマー」ボタンの下に「お手入れリセット」と表示されています。

そのボタンを、3秒長押し。すると赤ランプが消えて、リセット完了。



フィルターお手入れランプの点灯は、リセットしてから約240時間の加湿運転をしたサインお手入れの目安です。

加湿フィルターの交換時期は、約120か月(10年)。他の集じんフィルターや脱臭フィルターと同じですね。劣化や汚れが早い場合は交換時期が早まるのも、他のフィルター同様です。


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